女性の発毛剤で、本当に発毛するのか?意外な事実をまとめ
女性の発毛剤で本当に発毛するのでしょうか?女性の発毛剤は市販されている?病院やクリニック以外でしか入手できない?内服薬と育毛剤の違いは?など、女性用の発毛剤について意外と知られていない事実を紹介します。女性用の発毛剤の口コミや発毛剤で改善した人の特徴も紹介!
目次
女性の発毛剤で本当に毛が生えるの?
発毛剤といえば男性用の飲み薬をイメージされる方もいると思いますが、女性の発毛剤も存在します。では、女性の発毛剤で本当に毛が生えるのでしょうか?女性の発毛剤で薄毛が改善されたという人は多いのでしょうか?そもそも、女性の発毛剤とはどんなもので、どんな成分が配合されていて、どんな効果があるのでしょうか?

女性の発毛剤については以外と知られていない事実が少なくありません。そこで今回は女性の発毛剤について意外と知られていない、しかし正しい知識をご紹介します。これから発毛剤での薄毛治療を考えている女性は発毛剤の正しい知識を強いれておきましょう!
女性の発毛剤で意外と知られていない事実をまとめ
女性の発毛剤には内服薬と育毛剤がある
女性の発毛剤には、大きく分けると内服薬と育毛剤の2種類存在します。内服薬は飲み薬で、育毛剤は塗り薬です。髪の毛は体の内側から栄養を受け取っているので、飲み薬で内側から治療することは大事です。
しかし同時に、髪の毛は頭皮に関わることなので、塗り薬で外側から治療を行うことも大事です。では、女性の飲み薬や塗り薬タイプの発毛剤には、どのような効果があるのでしょうか?次に女性の発毛剤の特徴をご紹介します。
女性の発毛剤は栄養補給中心
女性の発毛剤の特徴は、男性の発毛剤と異なり、栄養補給中心であるということです。例えば、女性の発毛剤として最も有名なのは、飲み薬のパントガールです。パントガールに配合されているのは髪にとって必要な栄養成分ばかりです。パントガールの各成分とその効果についてご紹介します。
成分 | 配合量 | 効果 |
ビタミンB1 | 60mg | 毛根の代謝活性 |
D-パントテン酸カルシウム | 60mg | 毛髪・皮膚・神経組織を健康に保つ |
ストレス性の脱毛軽減 | ||
ケラチン | 20mg | 外部刺激から毛髪を保護する |
白髪防止 | ||
薬用酵母(Vigar-yeast) | 100mg | 頭皮・毛髪への栄養補給 |
L-シスチン | 20mg | コラーゲンの生成 |
パラアミノ安息香酸 | 20mg | 白髪防止 |
女性の発毛剤を入手するなら病院かクリニック
女性の発毛剤を入手する方法は、正規ルートでは病院かクリニックで処方してもらうしかありません。例えば先ほどご紹介したパントガールは病院やクリニックで処方してもらえますが、薬局やドラッグストアでは購入できません。

海外からの個人輸入のような非正規のルートで入手する方法もありますが、おすすめはできません。海外から輸入した薬には偽物が混じっている可能性があるからです。海外から輸入した薬に偽物が混じっている可能性とはただの噂ではなく、厚生労働省が公式に警告していることでもあります。
女性の発毛剤は病院やクリニックで処方してもらうようにして、個人輸入のような非正規のルートを使うのはやめましょう。
市販されている女性の発毛剤もある
女性の発毛剤は基本的には病院やクリニックでの処方ですが、中には市販されている発毛剤も存在します。市販されている女性用の育毛剤はリアップリジェンヌです。リアップリジェンヌはリアップシリーズで知られている大正製薬の発毛剤で、リアップリジェンヌ以外にも多くのシリーズが販売されています。リアップシリーズは国内で唯一市販が承認されているミノキシジル配合の発毛剤です。
女性の発毛剤、内服薬と育毛剤の差
女性の発毛剤には、内服薬と育毛剤があると説明しました。では、内服薬と育毛剤にはどのような違いがあるのでしょうか?価格帯や効果、即効性、副作用のリスクなどについて表でまとめました。
内服薬 | 育毛剤 | |
分類 | 医薬品 | 医薬品 |
価格帯 | 5,000〜10,000円 | 5,000〜10,000円 |
効果の高さ | ◎ | ○ |
即効性 | ○ | △ |
購入できる場所 | クリニック | 薬局・ドラッグストア |
クリニック | ||
個人輸入 | 個人輸入 | |
初期脱毛 | 比較的多い | 起こる人もいる |
副作用のリスク | 比較的高い | 比較的低い |
使用者の数 | △ | ◎ |
女性の発毛剤(内服薬)は一生服用を続けるもの
発毛剤は継続しないと髪を維持できない
女性の発毛剤、特に内服薬は一生服用を続けるものです。もし服用をやめてしまったら、再び抜け毛が増えて薄毛に戻ってしまいます。発毛剤をやめてしまう人にありがちなのは、一度回復すると安心したり油断したりしてしまうことです。

髪が元に戻ったことで、「自分はもう薄毛ではなくなった」と錯覚してしまうのです。薄毛でなくなったのは、薬の服用を続けていたからだということを忘れないようにしましょう。もし服用をやめてしまえば、髪を維持することができなくなり、再び薄毛の状態に戻ってしまいます。
女性の発毛剤(内服薬)の処方はクリニックで
女性の発毛剤、特に内服薬は、これまでも説明してきたように病院やクリニックでの処方が基本です。その理由としては、前にも説明したように個人輸入だと偽薬の可能性があり危険であるということが第一です。しかし、病院やクリニックをおすすめする理由はそれだけではありません。
病院やクリニックは、医師から専門的なアドバイスを受けることもできます。特に薬に関することで、副作用や併用禁忌薬のことなど専門家にしかわからないことは少なくありません。

発毛剤を処方してもらう際は、アドバイスををしてくれる専門医が在籍している病院やクリニックを選ぶようにしましょう。育毛サロンには医師が在籍しておらず、薬も処方してもらえないので、育毛サロンと病院やクリニックを間違えないようにしましょう。
女性の発毛剤(内服薬)の口コミを検証
髪が太くなった
- 「パントガールを飲み始めて2ヶ月です。もともと髪が細く猫っ毛なのですが、髪にハリが出て太くなりました」
- 「パントガールを飲み始めて1年半経過します。発毛効果はありませんが、髪にコシが出てきました」
- 「ミノタブとリジンを一緒に飲んでいますが、むくみが出ます。髪も太くなりましたが、体毛も濃くなりました」
抜け毛が減った
- 「2年前の病気のストレスが原因で抜け毛がひどかったのですが、飲み始めてから抜け毛がほぼゼロ。抜け毛がないのが本当に嬉しくて泣きそうです」
- 「パントガールを飲み始めて3ヶ月ですが、髪の毛が抜けなくなりました」
- 「20代の頃からストレスで抜け毛がひどかったのですが、パントガールを飲んで一年経過したら抜け毛がほぼゼロの状態です」
- 「更年期のせいで抜け毛がひどい50代ですが、パントガールを飲み始めてか驚くほど抜け毛が減りました」
発毛した
- 「ミノタブで生え際の産毛が濃くなって頭頂部も濃くなりました。顔や腕、耳たぶの体毛も濃くなりました」
- 「ミノタブの効果はとてもあり、髪が生えてきました。しかし体毛が薄い私でもうなじや背中など全体的に毛深くなりました」
- 「パントガールを一年飲み続けていますが、ドライヤーで乾かした後の髪の量が確実に増えています」
ビフォー・アフターの写真付きの口コミも調査
ここからは女性用発毛剤を使った人のビフォーアフターの画像をご紹介します。まず最初にご紹介するのはこちらのパントガールを使用した女性です。頭頂部の分け目が薄くなっており、地肌が透けてしまっているのがわかります。
パントガール始めます!!早速夜に一錠飲みました 記録〜 pic.twitter.com/lsKO7rtr44
— さくらんぼくん (@totemookoru) June 30, 2017
この状態から5ヶ月経過した画像がこちらです。光の加減によって印象は変わってしまいますが、分け目の部分が少し濃くなったような気もします。ただ、もともとそれほど薄毛が進行していたわけではないので、5ヶ月経過しただけではそれほど劇的な効果は見られません。
弱り始めてる頭〜!(私の頭の愛称)元気か〜!!!! 前髪の方に分け目が侵食してない? pic.twitter.com/9TyKyrlBN9
— さくらんぼくん (@totemookoru) November 15, 2017
次にご紹介するのは、こちらの女性です。左上の画像をみると、かなり薄毛が進行してしまっているのがわかります。
四ヶ月の軌道…
— はちみつ (@hatimitumam) November 7, 2017
よくなってる気がするけど、最近また抜け毛がひどいから、パントガール頑張る。 pic.twitter.com/SYaQWgFk4f
右上、左下、右下といくにつれて劇的に改善しているのがわかります。たったの4ヶ月でも、もともと薄毛が進行してしまっている場合だと劇的な効果が見られることがわかりました。
女性の発毛剤(内服薬)で改善している人の特徴
長期間使用している
発毛剤で効果を実感している人は、1年以上の長期間に渡って継続使用している人も少なくありません。口コミをリサーチしてみると、抜け毛が減ったと実感している人は最低でも3ヶ月以上は使用しているようです。発毛効果を実感した人は半年以上継続して使用している人が多かったです。
生活習慣に気をつけている
発毛剤を使うだけでなく、食べ物などの生活習慣に気をつけている人も多かったです。特に女性の場合、男性に比べると栄養不足によって薄毛になる人が多いです。女性はダイエットをしている人が多いので、食事制限によって抜け毛が生じてしまうケースが多いです。
栄養のある食べ物を摂取していないと抜け毛の原因になってしまいます。髪の毛を作るには必要な栄養素がたくさんあり、バランスよく摂取する必要があります。髪の毛に良い食べ物として、タンパク質は重要です。髪の毛の主成分がタンパク質であるため、タンパク質を含んだ食べ物を豊富に摂取しないと髪が抜けやすくなってしまいます。

タンパク質を作るには体内で合成できる非必須アミノ酸と、体内で合成できない必須アミノ酸の2種類があります。必須アミノ酸は体内で合成できないので、サプリや内服薬、食べ物から摂取するしかありません。
薄毛の進行が進んでいる
発毛剤は薄毛がそれほど進行していない人の場合、あまり効果が見られません。逆に薄毛が進行してしまっている人なら劇的な効果を発揮するようです。発毛剤は効果が高いため、かなり酷い症状の人でも抜け毛が止まったり、新しく毛が生えてくるなどの効果を実感する人が多かったと口コミからわかりました。
女性の発毛剤(内服薬)、年単位の服用でようやく改善を実感
女性の発毛剤は、数日や数週間、数ヶ月といった期間ではそれほど効果は実感できません。女性の発毛剤で効果を実感するなら、数年単位の服用が必要です。それはヘアサイクルが関係しています。ヘアサイクルとは、髪の毛が生え始めてから抜けるまでのサイクルのことです。
ヘアサイクルには成長期、退行期、休止期の3つの時期があります。成長期が最も長く、2〜6年続きます。成長期が終わると退行期、休止期を経て髪が抜けます。

つまり、髪が抜けてから新しく生え変わるまでに最低でも2年以上はかかってしまうのです。発毛剤を服用しても、一度古い毛が抜けて新しい髪に生え変わるまでには数年はかかってしまうことを覚悟しておきましょう。
女性の発毛剤(内服薬)の副作用について
女性の発毛剤は、男性のAGA治療薬などに比べると副作用があるものは少ないです。しかし、注意したいのがミノキシジルを配合したものです。ミノキシジルを配合した発毛剤では、内服薬だとミノキシジルタブレット、外用薬だと女性用のリアップリジェンヌ、女性用ロゲインなどがあります。

これらのミノキシジル配合の発毛剤には、口コミでは体毛が濃くなるという副作用があると報告されていました。髪が濃くなるだけでなく、顔や腕などの体毛が濃くなってしまうのが嫌だという人は、ミノキシジル配合の発毛剤は避けたほうが良いかもしれません。
女性の発毛剤(内服薬)ではない育毛剤も効果はある
女性の発毛剤は効果が高いため、比較的進行が進んでしまっている人、症状がひどい人にはおすすめできます。薄毛がだいぶ進行してしまっているので発毛剤で本格的に治療をしたい、とお考えならAGAクリニックに行って処方してもらいましょう。現在では女性専門のAGAクリニックはいくつかあります。
例えば東京ビューティークリニックは女性のスタッフが対応してくれるので、男性ばかりの薄毛治療クリニックには行きにくいという女性にもおすすめです。東京ビューティークリニックでは今回ご紹介したパントガールやオリジナルの発毛薬を処方してくれます。まだそれほど薄毛が進行していなかったり、クリニックよりもコストや手間がかからない方法で治療をしたいなら育毛剤をおすすめします。
おすすめの女性用育毛剤はどれ?
女性に最もおすすめする育毛剤はベルタです。ベルタは女性用育毛剤の中で最も人気があり、ネット上の口コミでも大変評価が高い育毛剤です。ベルタの評価が高い理由は、その効果の高さです。ベルタは合計で56種類の成分を配合しており、この成分数は業界でも最大級です。
成分数が多いということは、それだけ効果が高いということでもあります。実際にベルタは他の育毛剤と比べて薄毛が改善したと実感している人が多いです。またベルタが人気なのは効果だけでなくコスパの高さも挙げられます。
ベルタは通常価格だと7,980円ですが、定期購入価格だとときは初回特別価格3,980円になります。2回目以降も4,980円になり、継続して使っていく上で大変お得であると言えます。
【まとめ】女性の発毛剤(内服薬)の正しい知識を知りましょう
女性の発毛剤は、男性の発毛剤と比較するとそれほど知られてはいません。そのため、女性の発毛剤には意外と知られていない事実があったりします。女性の発毛剤の中でも、飲み薬タイプのものと塗り薬タイプのものではどう違うのか、それぞれメリット・デメリットなど基本的な知識を頭に入れておきましょう。

女性の発毛剤の中には、ミノキシジル配合薬のように体毛が濃くなるなどの副作用があるものもあるので、事前の口コミなどで評価をしっかりとチェックした上で服用するようにしましょう。