髪に残るアルカリをシャンプーで除去!毛髪には弱酸性を使おう!
髪の痛みが酷いという方!それはアルカリの残留が関係しているかもしれません。アルカリ性のシャンプーや自宅でヘアカラーをしている人は特に注意が必要。今回は、髪のアルカリ除去とおすすめのシャンプーについてまとめます。アルカリを除去して健康な髪を取り戻しましょう!
目次
その髪のパサつきはアルカリの残留が原因かも?
夏に海水浴やプールに行くと髪がパサパサ痛んだり、色が抜けたような感じになった方は多いはず。原因は紫外線?などと考えるかもしれませんが、実はアルカリが大きな原因になっています。
海水やプールはアルカリ性です。このアルカリが髪にダメージを与えるのです。また、アルカリが残留するのは海やプールだけではありません。自宅でするヘアカラーや市販のアルカリ性シャンプーも原因の一つです。今回は、アルカリが髪に及ぼす影響とアルカリを除去する方法などをまとめてご紹介していきます。
アルカリは頭皮にも影響を及ぼす
髪の痛みの原因であるアルカリ性は見栄えの良い健康な髪をキープするには、まずはアルカリを除去する事。そして健康で丈夫な髪を育てるために育毛剤の使用がおすすめです。チャップアップは、無添加・無香料で、天然由来の成分が中心なので頭皮にも優しい育毛剤です。頭皮が敏感な方も安心して使用できます。
天然由来成分が中心に配合されていて刺激が少なく、無添加・無香料。弱酸性のチャップアップシャンプーと一緒に使用することで、より効果UPが期待できます。
チャップアップは副作用の少ない育毛剤!頭皮に刺激を与えるアルカリ性は、それにより抜け毛や薄毛を招く原因となってしまいます。チャップアップは肌に優しい弱酸性でできているので、効果的に頭皮の環境を弱酸性に戻すことができます。天然由来成分により頭皮にも優しいので、アルカリで傷んだ頭皮を比較的優しくケアすることが可能です。
アルカリ残留が髪にいけない理由とは?
パーマやヘアカラーをした後は、髪の痛みが気になるもの。パサパサしたり、ゴワついたり、髪のツヤもなくなったりします。その原因は、パーマ剤やヘアカラーがアルカリ性だからです。
アルカリ残留の髪への影響
パーマやヘアカラーなどで髪にアルカリが残留してしまうと、キューティクルが開いたままの状態になってしまいます。開いた状態のキューティクルからは、髪の栄養分であるタンパク質や髪の色素が流れ出てしまい、パサパサ感や色が抜けたような感じになってしまうのです。

健康なキューティクルに戻すためには、残留したアルカリを除去して、髪を弱酸性にする必要があります。また、アルカリ性のシャンプーを使い続けていることや、自宅でカラーリングを行っている場合も、アルカリが残留してしまう原因となります。
髪とpH値の関係
「pH値」と髪の関係を知って頂くと、アルカリ残留が髪に及ぼす影響が分かりやすくなると思います。
「pH値」とは水溶性の性質を指数化したもので「1~14」までの数値で表しています。pH値が低い程「酸性」で、pH値が高い程「アルカリ性」に傾いているという事になります。真ん中の「7」は中性です。

髪のpH値は「4.5~5.5」の状態がベストだと言われていますが、アルカリ残留の原因でもある、パーマ液やヘアカラーのpH値はどのくらいかというと、だいたい次の通りです。
- パーマ・縮毛矯正・・・pH値「9」
- ヘアカラー・・・pH値「8~10」
髪をアルカリ性にしてしまう原因
アルカリ性シャンプーの使用
シャンプーの種類には、弱酸性シャンプーとアルカリ性シャンプーがあります。それぞれの特徴は、弱酸性は頭皮や髪には優しいのですが、洗浄力に関して言えば、少し力不足とも言えます。
それに比べて、アルカリ性のシャンプーは、洗浄力は強いものの、頭皮や髪への刺激は強く、キューティクルを開いてしまう作用があるため、毎日アルカリ性シャンプーを使用することで、徐々にダメージが大きくなる場合も考えられます。

また、市販されているシャンプーのほとんどがアルカリ性シャンプーで、値段が安く買いやすいことから一番使用者が多いのが、この市販品に多いアルカリ性シャンプーだと言われています。
自宅でのヘアカラー
美容室で行うパーマやカラーリングもアルカリ性が残留する原因ですが、自宅で行うカラーリングはもっとダメージが大きくなります。カラーリングは、髪にカラーリング剤を塗ることでアルカリの状態にし、キューティクルを開かせて色を入れる仕組みになっています。
このため、髪にアルカリが残留し、パサつきやツヤが無くなるなど痛みの原因になるのですが、市販されている安価なカラーリング剤は、素人でもよく染まるように出来ているので、その分ダメージが大きいと言われています。自分でカラーリングすると髪の痛みがひどいと感じるのはこの為です。
アルカリを除去しないと髪は痛んだままになる
アルカリ性のシャンプーを使用し続けていると、髪のダメージは増すばかりです。髪の痛みが酷いと感じるならば、シャンプーの見直しをする必要があります。
おすすめは弱酸性のアミノ酸系のシャンプーです。アミノ酸は髪と同じタンパク質の一種。頭皮や髪に優しく、保湿効果も高いです。そして、弱酸性のシャンプーは、パーマやカラーリングなどでアルカリ性に傾いた髪を弱酸性に戻すサポートをしてくれる働きもあります。
自宅で髪のアルカリを除去できる?
髪に残留してしまったアルカリはどのようにして除去すればよいのでしょうか?弱酸性のシャンプーは髪に優しく、アルカリを除去するサポートにはなるものの、それだけではちょっと除去する方法としては力不足です。自宅で簡単にアルカリを除去できる方法はないものでしょうか?
普通のシャンプーではアルカリ性は除去できない?
髪に残留したアルカリを除去するには普通のシャンプーでは、ほぼ無理です。普通のシャンプーは、頭皮や髪についた汚れを洗浄することに重点を置いています。
アルカリが残留した髪の毛は、キューティクルが開き、髪のタンパク質やカラーが流れ出て、パサつきやごわつきがある状態です。そのキューティクルを優しく閉じ、髪が安定する状態の弱酸性に戻すには、普通のシャンプーでは役不足となります。
弱酸性のシャンプーで髪のアルカリは除去できる?
弱酸性のシャンプーはおすすめのシャンプーではありますが、アルカリを除去する方法としては、ちょっと力がたりません。ですが、弱酸性のシャンプーは、髪を弱酸性に保つには良いシャンプーですから、アルカリを取り除くサポート役にはなります。

では、アルカリを除去する為には、どのような方法があるのでしょうか?できれば自宅で簡単に出来る方法が、手軽に出来て便利ですね。
自宅で髪のアルカリを除去する方法
自宅でアルカリを除去する方法は、アルカリ除去専用のジェルやトリートメントを使用することです。パーマやカラーリングの後の1週間は、髪にアルカリが残ります。この時期に、アルカリを除去することで髪のダメージを最小限に抑える事ができます。
また、カラーリング後のカラーを抜けにくくするためのシャンプーもありますので、カラー後の1週間は、そのようなシャンプーを使うのがカラーを長く持たせ、髪を守ることにもなります。
アルカリ除去専門のジェルやとしては、「DO-Sアルカリオフ」や「バッファーリペア」が人気のようです。また、カラーリング後のシャンプーとしては、「ホーユー プロマスターカラーケアシャンプー」などが挙げられます。自宅で簡単にできるケアですので、試してみるのが良いでしょう。
弱酸性とアルカリ性シャンプーの見分け方!成分の違いは?
頭皮や髪の健康を保つためにはシャンプーの選び方が大きく関係してきます。シャンプー選びで大切な事は、髪を弱酸性に保つシャンプーであることと、刺激が少ないシャンプーであることが基本です。
市販のシャンプーはアルカリ性がほとんど?
アルカリ性シャンプーのすべてが悪いとは言いませんが、洗浄成分が強すぎるシャンプーが多いため、頭皮への刺激が強く、頭皮や髪のダメージの要因になってしまいますので正直おすすめできません。
しかし、市販のシャンプーのほとんどが、このアルカリ性シャンプーです。アルカリ性シャンプーは、泡立ちが良く洗浄力が強いため、頭皮の爽快感やスッキリ感を求めている方に好まれています。
また、市販のシャンプーはドラッグストアなどで手軽に買える他、安価なシャンプーが多いですので世間の多くの人が使用しています。

しかし、アルカリ性シャンプーは、アルカリ残留が原因で髪にダメージを受けている人や、肌が敏感な方にはおすすめ出来ません。
このような、ダメージある人、又はダメージを受けやすい敏感肌の方には、弱酸性のシャンプーが良いでしょう。
弱酸性シャンプーとアルカリ性シャンプーの成分の比較
弱酸性のシャンプーとアルカリ性のシャンプーの代表的な成分を表にまとめます。
弱酸性シャンプー | アルカリ性シャンプー |
コカミドプロピルベタイン | ラウリル硫酸Na |
コカミドMEA | ラウリル硫酸アンモニウム |
ココアンホ酢酸Na | ラウリル硫酸TEA |
ココイル加水分解コラーゲンK | ラウレス硫酸Na |
弱酸性シャンプーやアルカリ性シャンプーと言っても種類は豊富で、配合されている成分も様々なのですが、シャンプー選びの参考になるように代表的なものをまとめました。
特に、市販のシャンプーは様々な種類のものが販売されていますから、必ずシャンプーの容器に記載されている成分表示を確認しましょう。記載されている成分は、多く配合されている順番から記載されていますから、上の表を参考にして選ぶのも良いでしょう。
アルカリ残留による髪のダメージがある人は、髪を弱酸性に保つため、アミノ酸系の弱酸性シャンプーがおすすめです。
また、弱酸性シャンプーとアルカリ性シャンプーの見分る方法で、思い出してほしいのがリトマス試験紙です。子供のころ、pH値の実験で使った方も多いでしょう。自宅にリトマス試験紙があったら、シャンプーで実験してみるのも面白いですね。
因みに、青いリトマス試験紙が赤になったら「酸性」。
赤いリトマス試験紙が青に変わったら「アルカリ性」です。
髪はシャンプーで決まる!アルカリを除去して健康な髪を!
髪に残るアルカリを除去する方法は、いかがでしたでしょうか?ここで結論をもう一度まとめると次のようになります。
- ①カラーリングは、なるべく市販品を使わず美容院でやってもらう。
- ②カラーリングやパーマの後の1週間は、アルカリ除去のジェルやシャンプーを使用。
- ③日常的に使うシャンプーは、自分に合った弱酸性のシャンプーを使う。
髪にダメージを与えるのは、アルカリの残留だけではありません。ここまでの説明でシャンプーが頭皮と髪に及ぼす影響も分かって頂けたと思います。シャンプーは、毎日使用するものですから、頭皮や髪がシャンプーから受ける影響は図り知れません。
いかにして自分の頭皮と髪に合ったシャンプーに出会うか、という事がこれからの髪の行方を左右すると言っても過言ではありません。
しかし、世の中には、実に様々なシャンプーであふれかえっています。シャンプーは星の数ほどあります。その星の中から、おすすめしたいシャンプーがチャップアップシャンプーです。
チャップアップシャンプーは、アミノ酸系の弱酸性シャンプーで、ノンシリコンのオーガニックシャンプーでもあります。チャップアップシャンプーは弱酸性ですので、頭皮に負担が少なく健康な髪へと導いてくれる頭皮環境を作る手助けとなるシャンプーです。
チャップアップシャンプーには、植物系成分22種類、オーガニック成分が10種が配合。頭皮や髪の汚れを落としながら、保湿効果や炎症を抑える効果も期待できます。低刺激のシャンプーですので女性からも支持されています。また、育毛剤とセットで使用すれば、より育毛の効果が期待できます。