フィナステリドの服用で体毛が濃くなる⁉副作用の影響を徹底検証!
フィナステリドの副作用で体毛が濃くなるって本当なのでしょうか。フィナステリドが有効成分のプロペシアは、育毛にとても効果があるため多くの方が服用しています。そんなフィナステリドの副作用と体毛の関係について紹介していきます。
目次
フィナステリドとは?副作用で体毛が濃くなるって本当?

フィナステリドは、もともと前立腺肥大症の治療薬として1983年に合成されました。臨床試験では、薄毛を改善する効果が高いことが確認されて以来、薄毛治療薬として研究が行われており、1992年には米国のメルク社から「プロスカー」という商品名で発売されているようです。
日本では2001年より臨床試験が行われており、2003年に厚生労働省の認可が下り、2005年12月にMSD株式会社(旧万有製薬)より「プロペシア」という商品名で発売されています。つまり、「フィナステリド」は成分の名前で、「プロペシア」は製品名ということになります。
フィナステリドの効果

プロペシア(フィナステリド)の効果にはどのようなものがあるのでしょうか。薄毛の原因のAGA(男性型脱毛症)は、男性ホルモンのテストステロンが、5aリラクターゼの影響を受けることでDHT(ジヒドロテストステロン)に変化するようです。
DHTは、毛乳頭細胞内にある男性ホルモンレセプターと結合することでTGF-βといわれる因子を生成します。このTGF-βによって、髪の毛に脱毛を促す信号を送るようです。これにより薄毛が起こるようです。
プロペシア(フィナステリド)の効果は、5α-リダクターゼの作用を妨げるという効果が期待できるようです。それによりDHTの発生を阻害して、AGAの進行を遅延させる効果があるようです。
フィナステリドで体毛が濃くなる副作用があるって本当?
フィナステリドを服用することで、体毛が濃くなるという副作用を気にしている方は多いようです。フィナステリドと体毛の関係は一体どのようなものなのでしょうか。
体毛が濃くなった人もいる?

フィナステリドは、育毛に効果高い薬であるようですが、副作用はいろいろ報告されています。その中の一つとして体毛が濃くなったという報告もあるようですね。
フィナステリド錠を飲むことで、体毛が濃くなる可能性はありますか?と心配している方は多いようです。しかし、今のところ、フィナステリドの副作用には、体毛が濃くなるということは報告されていませんが、どうして、体毛が濃くなったという人がいるのでしょうか。
フィナステリドには体毛を濃くする副作用はない?
確かに、プロペシア(フィナステリド)は、抜け毛を抑制して、薄毛を改善する効果のある医薬品で、経口摂取で体内に取り入れるため、腕毛やすね毛などの、体毛が同時に濃くなると考えることは不思議ではないでしょう。
しかし、プロペシアの有効成分のフィナステリドは、男性ホルモンに直接働きかけるのではなく、酵素の5αリダクターゼの働きを阻害することで、抜け毛が減少するメカニズムとなっているようです。
そして、フィナステリドが抑制する。5αリダクターゼは全身に存在するのではなくて、前頭部や頭頂部などの髪の毛が生える部分や、陰毛部などの限られた部位にしか存在していないようです。
プロペシアを服用しても、体毛が濃くなるような副作用はなく、頭皮の髪の毛だけ増やすことができるようです。
むしろ、少なからず男性ホルモンに影響を与える医薬品ということで、体毛が濃くなるのではなく薄くなる方が可能性としては高いのです。
フィナステリドを実際に服用して体毛が濃くなる理由
フィナステリドには、体毛が濃くなるような副作用はないといわれているのに、どうして、フィナステリドを服用して体毛が濃くなる副作用を感じる人がいるのでしょうか。
ミノキシジルとの併用で体毛が濃くなることも

先ほど説明した通り、プロペシア(フィナステリド)には体毛を濃くする効果はないといわれています。しかし、ネットの口コミなどを見ると「プロペシアで体毛が濃くなった!」という声があるのことは事実のようです。
実際に使ってみて、体毛が濃くなるとこの違いは何?と感じることもあるでしょう。ただ、プロペシア(フィナステリド)をミノキシジルと併用して使うと、体毛が濃くなるようです。AGA治療で、プロペシア(フィナステリド)と並ぶ知名度で効果が高い内服薬が存在するようです。それがミノキシジルなのです。
プロペシア(フィナステリド)には、AGAの進行を遅延させる効果があるようですが、発毛に大きな効果は期待できないようです。
そこで、発毛して増やしたい!ということで処方されるものがミノキシジルで、薄毛治療をしている人の多くの方がプロペシア(フィナステリド)とミノキシジルを併用しているようです。
ミノキシジルは、本来血管拡張の効果があり、髪の毛の成長に必要となる栄養素を毛乳頭細胞に届きやすくして、発毛を促進させる効果があるようです。
元々ミノキシジルは、高血圧患者のために開発された医薬品でした。しかし、臨床試験中に血管拡張による発毛効果があることが確認されたのです。そしてミノキシジルは現在では、プロペシア(フィナステリド)と並び薄毛治療に欠かせない薬となったようです。
しかし、ミノキシジルの発毛促進効果が及ぶのはフィナステリドと違い全身となっています。そのため、ミノキシジルの副作用で体毛が濃くなってしまうようです。
フィナステリドの副作用
フィナステリドの副作用として、一般的に、
- 勃起不全(ED)
- 性欲減退
- 精子の減少
- 射精障害
他にも、
- 発疹
- 蕁麻疹
- 胃の不快感
- 抑うつ
- 肝臓への負担
- 全身倦怠感
性機能の副作用
プロペシア(フィナステリド)を服用している方の中では、性機能に関する副作用が多いようです。
プロペシア(フィナステリド)の服用は、男性ホルモンのDHTを抑制することになり、勃起障害や性欲減退などといわれる男性機能の低下を引き起こすこともあるようです。
性行為に意欲がある方でも、勃起不全が起こってしまうこともあり、子作りに影響がでることもあるのでしょう。

性欲減退はプロペシアの服用で約1.8%、男性機能の低下はプロペシアの服用で約1.3%となっているようです。副作用があるといっても、副作用が引き起こされる確率はとても低いもので、薬だけでなく、精神的な影響も十分に考えられるといっていいでしょう。
AGAを発症しやすい年齢は、30代から40代の男性で、この年齢の方は、体力的にも衰えが生じてくるころで、精子数が減少したり性欲が減退したりすることも多いのです。
つまり、プロペシアの副作用が、性機能の全ての元凶となるわけでなく正確なメカニズムは解明されていません。しかしフィナステリド(プロペシア)の服用で性機能が衰えるリスクがあることは、頭に入れておきましょう。
肝臓への負担

薬の多くは、肝臓へ負担がかかるものが多く、肝機能障害が起こるという副作用のリスクを持ち合わせているものが多いようです。プロペシアは肝臓に負担がかかる肝機能障害のリスクはあるようですが、他の薬よりも発生率は少ないようです。
しかし、実際に肝臓に負担がかかる肝機能障害が発生した方もいるようですので、もともと肝臓弱くて肝機能が低下している方や、お酒を飲んでいる場合は肝臓により負担がかかるため服用はしないほうがいいかもしれませんね。
肝臓に負担がかかっているどうかを判断するには、検査の肝臓の数値で判断できます。肝臓の数値が3桁に到達して、基準値を大きく上回っていたら肝臓に負担がかかっていると考えられますので、心配な方は一度検査をしてみましょう。
女性は触れることも許されない
フィナステリドは、女性の場合は、妊娠時のリスクを高めることがあり、服用が禁止とされており、触れるだけでも、有効成分が体内に吸収されてしまう恐れがあるので、注意する必要があるようです。
妊娠中の女性がフィナステリドを服用してしまうと、男子胎児の生殖器官等の発育に、悪影響を及ぼす副作用もあるようですので妊娠中の女性や、妊娠を希望する女性は十分な注意が必要です。
フィナステリドのジェネリック医薬品
フィナステリドには、ジェネリック医薬品が存在しています。ジェネリック医薬品と一般的な医薬品の違いは、同じ効果が期待できる薬なのに、値段が安いということです。どうしても医薬品は高いため続けることが難しい方も多いようです。
ですから、医薬品と値段違いがあるジェネリックなら続けやすいといえるでしょう。プロぺシア(フィナステリド)のジェネリックにはどのようなものがあるか紹介します。
フィンペシア

フィンペシアは、フィナステリドを有効成分とした、飲むタイプのAGA治療薬として有名な「プロペシア」のジェネリックです。
フィンペシアの有効成分のフィナステリドには、男性ホルモンを抑制する効果が期待できるようでAGA治療薬として注目されているようです。
エフペシア

エフペシアとは、AGAの治療薬で、インドのメーカーで製造・販売されている、プロペシアのジェネリック医薬品となっています。
ジェネリック医薬品であるためプロペシアよりも安く販売されており、多くの方から治療費の違いや効果で高い評価を得ているジェネリック医薬品となっています。継続して使用することで、薄毛の改善や進行を抑えることができるでしょう。
フィナロ

「フィナロ」は、フィナステリドを有効成分とする、飲むタイプのジェネリック医薬品です。フィナロは、がん剤など命に直接関わるような薬も製造しているインドの会社が作っているため、信頼性も高いと考えていいでしょう。
ジェネリックでも体毛が濃くなる副作用があるの?

フィナステリドのジェネリックは、値段の違いがとても大きなメリットといえることが分かりましたが、ジェネリックでも副作用がでるのでしょうか?
ジェネリック医薬品は、効果が医薬品と同等に作られています。ですから、副作用にだけ違いがあるというようにはできていないようですね。
ですから、ジェネリックでも同じように、体毛が濃くなったという報告があるようです。
ジェネリックなら、副作用はないのでは、などと考えている方もいるかもしれませんが、そのような違いはないようです。ですから、ジェネリックを使う場合でも、副作用のリスクを考えて服用することが大切です。
フィナステリドの副作用の口コミ(体毛)
AGA治療で体毛が濃くなった人も多くいます。実際にそのような副作用に遭った人たちの口コミを見てみましょう。
- 「プロぺシアを飲んでるけど腕とかは濃くなるどころか薄くなった」
- 「 ミノタブは頭が濃くならずに体毛だけが濃くなるパターンも有る。 」
- 「 ミノタブとフィナで短期間で発毛がすごいけど腕毛がめっちゃ濃くなっちゃってきた… 」
- 「薄顔だったらから眉が濃くなって良かった、ヒゲも生えるようになってきた。ただ元から生えてる人には嫌だろうな。」
- 「 内服のミノキシジルだけ1年と半年使ってたけど、体毛が増えただけで頭は生えなかったので、塗りにも手を出した。これでピンポイントで頭にも効いてくれればいいんだが・・・ 」
また、フィナステリドの服用者には髭について気になる口コミもありました。
- 髭を生やし、伸ばしていたがプロぺシアを飲んでからボリュームがなくなった
- 髭が伸びにくくなった
- 髭が薄くなって整えにくくなった
フィナステリドの副作用で体毛が濃くなったら
では、万が一フィナステリドやミノキシジルの副作用で体毛が濃くなってしまったらどうすれば良いのでしょうか?下記にまとめてみましたので参考にしてください。
塗布するものに変える
一番に治療薬を内服薬から塗布するものに変える方法があります。内服薬は全身に作用するため、頭皮のみに塗るタイプでしたら体毛が濃くなることはありません。ただし、内服薬に比べると外用薬は発毛の効果は弱くなりますので効果を選ぶか、体毛の副作用がない方を選ぶか自信で決めましょう。
外用薬についてですが、現在はAGA対策ができる成分が含まれている育毛剤も多く発売されています。チャップアップはAGAの原因となる男性ホルモンを抑えるオウゴンエキスの他、AGA対策や血行を改善させる成分などが多く含まれており高い人気を維持しています。ミノキシジルの配合されたリアップも有名ですね。
脱毛する
次に脱毛するという方法があります。今は男性用のサロンで脱毛もできるようです。脱毛すれば悩みを根本から解決できます。ただしAGA治療以外でお金がかかるのと定期的に手間がかかるのがネックです。
休薬する
薬の副用を一旦中止する方法があります。薬を中止すれば元の状態には戻りますが、AGAも進行する可能性があります。
フィナステリドを購入するなら通販がおすすめ?
フィナステリドはどこで購入できるのでしょうか。通販でも購入できるのでしょうか。フィナステリドの購入方法にはどのような方法があるのか紹介していきます。
フィナステリドの購入方法
フィナステリド錠が欲しい場合、2種類の方法があります。一つは病院やクリニックなどの医療機関で処方してもらう方法、もう一つは個人輸入の通販で購入する方法です。
そして個人輸入の通販の場合には、代行業者を利用することが一般的です。個人輸入の通販なら、医療機関とは違い、海外製のフィナステリド錠のほかに、ジェネリックのフィナステリド錠を買い求めることも可能です。

通販でお得に購入しよう
AGA専門の治療院の場合には、薬も高いですし、治療費もかかるものです。そこで多くの人は、個人輸入の通販サイトで薬を購入しているようです。薬は同じ効果がありますので、値段だけの違いですね。病院に行っても、同じ薬で治療をされることになるため、通販で自分で購入することで値段に違いが大きく出てくるでしょう。
しかし、値段に大きく違いがでる個人輸入の通販サイトでは、副作用があっても、すべて自己責任となります。それでも値段の違いが大きいため、個人輸入の通販サイトを利用する人は多いのでしょう。
体毛が濃くなる副作用を対策する方法

薄毛は改善したいけど、副作用は怖いですよね。そんな方には、プロペシアが含まれていない育毛剤を利用することをおすすめします。
天然由来の成分の、副作用の心配がない育毛剤を利用することで、リスクを少なくして薄毛の改善に効果が期待できるでしょう。
チャップアップ
チャップアップは、医薬品ではありませんが、薄毛に悩み始めた多くの方に人気の育毛剤です。副作用の心配も少ないため安心して使用できるでしょう。チャップアップは、通販でも購入できます。病院に行く必要もないので、通販で購入できるのはとてもうれしいですよね。
フィナステリドの副作用で体毛が濃くなる?まとめ

フィナステリドは、とても育毛に効果があることが分かりましたが、副作用もあることが分かりました。そして、体毛が濃くなるという副作用はないようですが、体毛が濃くなったと感じる方もいるようです。
医薬品はどんなものでも、どうしても副作用が出てしまう可能性があるようです。しかし副作用がでる確率はとても小さなものとなっています。
育毛には時間がかかるもので、薬を使用するとなると長期で使うことになります。ですから、副作用があるかもしれないということをしっかりと理解して服用することが大切です。副作用がどうしても心配な方は、育毛剤チャップアップでの薄毛対策をおすすめします!天然由来成分44種類配合で安心の育毛剤はチャップアップです。