眉毛やまつげが脱毛症になる？原因や子供もなるのか調べてみた

脱毛症といえば髪が抜ける症状をまず連想しますが、眉毛やまつげが抜ける脱毛症もあるそうです。頭髪の一部が脱毛する円形脱毛症がありますが、眉毛でも部分的に抜けてしまうことがあるようです。頭髪や眉毛、まつげ、さらに全身の毛がほとんど抜け落ちる汎発性脱毛症(全身脱毛症)を発症するケースもあります。

一般的な薄毛対策には上記のチャップアップ育毛剤などがおすすめされていますが、眉毛やまつげが抜ける脱毛症にはどのように対応したら良いのでしょうか。眉毛やまつげが抜ける脱毛症の詳しい症状、発症年齢、原因や治療法、治療期間の目安などを口コミも参考に調査しましたのでご紹介します。

ストレスで髪の一部分が抜ける円形脱毛症になるという話はよく聞かれますが、中には眉毛やまつげの脱毛症になる人もいるようです。眉毛やまつげの脱毛症になったという人の声からどのように発症するのか調べてみました。

髪だけでなく眉毛が脱毛症になる人も少なくないようです。ストレスで髪が円形脱毛症になる人もいますが、中には眉毛が部分的に、あるいは全体的に抜けてしまうことがあるようです。

眉毛だけが抜ける人もいれば、髪も眉毛も抜ける人、髪の方の円形脱毛症が治ったと思ったら眉毛の方で脱毛症になることもあるようです。

髪が抜け落ちてから眉毛も抜けるようになった人、髪の毛は抜けないけれど眉毛だけ突然脱毛症になる人もいるようです。眉毛やまつげを癖で自分で抜いてしまう人もいるようです。

特に女性の場合はビューラーやまつげエクステ、メイクの影響でまつげが少なくなり、「睫毛貧毛症」になることがあります。しかしある日突然まつげがごっそりと抜ける脱毛症になる人もいるようです。

まつげの一部だけ抜ける人や、片目のまつげが全部抜ける人、さらに両目のまつげが1日で全て抜けてしまう人もいるようです。

髪の円形脱毛症と眉毛やまつげも同時進行で抜けるケースや、「頭髪→眉毛やまつげ」と脱毛症が進むケース、眉毛やまつげから脱毛症になるケースもあったり、進行の仕方はさまざまなようです。眉毛とまつげでは眉毛の方が先に抜けることが多いですが、中には眉毛だけ残ってまつげが抜ける人もいるそうです。頭髪、まつげ、眉毛もほとんど抜ける汎発性脱毛症(全身脱毛症)になるケースもあります。

円形脱毛症というと小さく円形状に抜ける脱毛症を連想しますが、円形状の脱毛部分が繋がったり、広い範囲で脱毛が起きることもあります。円形脱毛症は頭部のどこでも発症し、眉毛・まつげ、体毛でも発症することがあります。

＜円形脱毛症の種類＞

• 単発型円形脱毛症…脱毛部分が1、2箇所
• 多発型円形脱毛症…脱毛部分が3箇所以上
• 全頭脱毛症…頭髪全部が抜ける
• 汎発性脱毛症…頭髪、体毛も全て抜ける

眉毛・まつげの脱毛症は子供でも発症する場合があるのでしょうか。どのような年齢で発症しやすいのでしょうか。

眉毛やまつげの脱毛症は大人だけでなく子供でも発症することがあります。子供の眉毛やまつげが脱毛症になったというツイートも多く見かけられます。

円形脱毛症の前兆として爪甲点状陥凹(そうこうてんじょうかんぼつ・爪にできる点状のでこぼこ)や頭皮の紅斑、かゆみが起きることがあります。眉毛、まつげの脱毛症でも同様の症状が起きることもあるようです。また円形脱毛症ではなく、子供が眉毛やまつげを自分で抜いてしまう抜毛症のケースもあるようです。

円形脱毛症は年齢や性別にかかわらず発症します。円形脱毛症の一種である眉毛やまつげの脱毛症であれば、子供でも大人でも発症する可能性があります。眉毛・まつげの抜毛症は子供～10代に多いようです。加齢に伴い眉毛やまつげの本数が徐々に少なくなることもあります。

眉毛やまつげの脱毛症とはどんな症状なのか、画像も参考にご紹介します。眉毛もまつげも完全になくなる汎発性脱毛症(全身性脱毛症)もありますが、眉毛やまつげが部分的に脱毛症になる人も少なくないようです。

眉毛の脱毛症の画像からご紹介します。眉毛が生えているところと全然生えてない部分がまだらにできているのが、画像から確認できます。

下の画像では眉毛の半分以上が抜けてしまっています。全体的に薄くなっているのでなく、全く生えていない部分ができていることからも、円形脱毛症の一種と考えられます。

上の画像のように眉毛が部分的になくなることがあれば、全体的に抜け落ちることもあります。

まつげの脱毛症が進行しているという人の画像もご紹介します。下の左側の画像と右側の画像を比較すると、右側の画像ではまつげのボリュームがずいぶんと減ってしまっているようです。全て抜け落ちているわけではないですが、まばらになっているようです。

髪の毛も抜けているというコメントから、頭髪とまつ毛の脱毛症が同時進行で起きている、円形脱毛症の一種と考えられます。

眉毛やまつげの脱毛症のツイートや情報はかなり多く、子供から大人まで発症することがあり、決して珍しい脱毛症ではないようです。眉毛やまつげの脱毛症の原因は何なのでしょうか。

急激に眉毛やまつげが抜け落ちてしまう脱毛症は円形脱毛症の一種と考えられます。円形脱毛症は自己免疫疾患の一種で、必ずしも円形に脱毛するとは限りません。

本来免疫細胞は体の健康を保つために、体に害のある侵入物を排除する働きがありますが、免疫機能に異常が起きると自分の毛包を体内の異物と判断し、毛包を攻撃して体から排除します。眉毛やまつげの毛包が免疫細胞により異物と判断されると、眉毛やまつげの脱毛症を発症することになります。

自己免疫疾患による脱毛症は、ストレスや疲労などがきっかけで発症することがあり、アトピー性皮膚炎や花粉症などのアレルギーを持つ人がなりやすいと言われています。円形脱毛症と関連する遺伝子も見つかっていますが、遺伝性の確率は30～40%と言われ決して高い確率で発症するわけではないようです。

＜眉毛やまつげが抜ける円形脱毛症の原因＞

• 直接の原因は自己免疫機能の異常
• 免疫細胞(T細胞)が毛包を攻撃し脱毛症を発症する
• ストレス、感染症、疲労、アレルギーが発症のきっかけになることがある
• アトピー体質、アレルギー疾患、甲状腺疾患を持つ人で発症しやすい

円形脱毛症というと「ストレス」が原因と見なされることが多いですが、必ずしもストレスが原因とは限りません。これといったストレスを感じるようなこともないのに、眉毛やまつげが抜けることもあるそうです。

眉毛やまつげの脱毛症のきっかけは精神的ストレスであることが多いようですが、ストレスなんか感じていないのに脱毛症になってしまい不思議に感じるとツイートしている人もいます。精神的ストレスは脱毛症と大きく関わっていますが、アレルギー体質の人であったり、疲労や甲状腺の病気などで脱毛症を発症することもあります。

眉毛やまつげの脱毛症といえば円形脱毛症を一般的に指すことが多いですが、中には加齢や外的刺激により眉毛やまつげが薄くなったり、自ら眉毛やまつげを抜いてしまい脱毛症になるケースもあるようです。(自分で抜く場合は脱毛症ではなく抜毛症と呼ばれています。)

自分で眉毛やまつげを抜いてしまう脱毛症(抜毛症)もストレスが原因になることが多いようです。子供の抜毛症も多いですが、ストレス以外にも単に習慣、癖になってしまっているケースも多いようです。

＜眉毛・まつげが抜ける円形脱毛症以外の原因＞

• 眉墨、つけまつげやマスカラ、アイライナー、ビューラーなどのメイク
• まつげエクステの負担
• 自分で抜いてしまう抜毛症
• ストレス
• 加齢

メイクが眉毛やまつげの脱毛症の原因になることもあるので、注意しましょう。特につけまつげやまつ毛エクステの負担が、まつげの抜け毛の原因になることは珍しくないようです。

眉毛やまつげの円形脱毛症の治療法は、一般的な円形脱毛症の治療法とほぼ同じです。円形脱毛症に効果のある内服薬や外用薬、局所免疫療法や光線療法などの治療法が用いられます。ただしまつげの場合は目の周りということもり、治療法に制約もあるようです。

眉毛やまつげの円形脱毛症には、以下のような治療法があります。

＜眉毛・まつげの円形脱毛症の主な治療法＞

お薬ではステロイドやセファランチンが処方されることが多いようです。ステロイドは体への影響を考え、敬遠する人も多いようです。セファランチンは外用でも育毛効果が報告されていますが、特に内服薬は円形脱毛症の治療に効果的とされています。

かぶれ療法とも言われる局所免疫療法は、脱毛部分にかぶれを起こす薬剤を塗って自己免疫反応を正常にする治療法であり、70%で改善効果があると言われています。頭皮や眉毛の脱毛症に有効な治療法ですが、まつげには薬剤を塗ることができません。ただし局所免疫療法を頭部にのみ行うことでも頭皮全体の免疫反応が正常化されて、眉毛やまつ毛の脱毛症も改善するというケースも少なくないようです。

ステロイド局注はステロイドを直接注射する方法ですが、眉毛の脱毛症でも適用されることがあるそうです。難治性の多発型円形脱毛症や全頭・汎発性脱毛症などでは入院治療でステロイドを点滴するステロイドパルス療法が行われることもあります。光線治療も眉毛には行われているようです。

眉毛やまつげの生え変わりの期間は２~3ヶ月ですので、脱毛症の治療を始めてすぐに回復に向かえば3～4ヶ月の期間で治ることが多いようです。治療が長引くケースでは2～3年の期間を要する場合も、汎発性脱毛症ではさらに治療が長期間にわたることもあるようです。

円形脱毛症以外の脱毛症、抜毛症でも、すぐに回復に向かえば3～4ヶ月の期間で眉毛やまつ毛が生え揃ってくるようです。しかし脱毛症・抜毛症の原因(メイクやストレス、抜く行為)を取り除かないと、治療が長引いてしまうでしょう。

眉毛やまつげの脱毛症の治療期間中、眉毛やまつげが生え揃うまで脱毛部分をカバーする方法についてもご紹介しておきます。

眉毛の脱毛症をカバーする方法として、以下の方法が挙げられます。

• アイブロウペンシル(眉墨)
• アイブロウパウダー
• 繊維入り眉マスカラ
• 眉ティント
• 医療用つけ眉毛
• 眉毛のアートメイク

最も手軽にできるのはアイブロウペンシルやアイブロウ用パウダーで眉毛を描くことでしょう。自分でうまく描くのが難しい人は、眉毛用テンプレートを使って描く方法もあります。うっすらと眉毛が生えてきたのでボリュームを出したいという人は、繊維入りの眉用マスカラもおすすめです。

眉毛シートを貼って剥がすと何日も色が持つ眉ティントも最近人気の商品のようです。医療用のウィッグは髪だけでなく眉毛もありますが、値段は15,000円前後と価格が高めなようです。なかなか眉毛が生えてこない人、毎日眉毛のメイクをするのは手間だという人はアートメイクもおすすめされています。

まつげ脱毛症になると、まつげがないために目の印象が弱まりがちです。片側のみまつげが抜けた場合は、左右の目の印象を同じように整えたいところです。まつげの脱毛症は以下の方法でカバーすることができます。

• つけまつげ
• アイライナー
• アイシャドウ

てっとり早くまつげを伸ばしたいならつけまつげがおすすめですが、まつげの軸が硬かったりグルーが肌に合わないと、まぶたが腫れたりまつげが抜けてしまうケースもありますので注意してください。特につけまつげを剥がすときはまつげやまぶたに負担がかからないよう注意してください。

つけまつげは抵抗がある人、目の印象を強くしたい人は、アイライナーや濃い目のアイシャドウで目の際を塗るのもおすすめです。つけまつげとアイライナーの併用で、つけまつげを目元に自然に馴染ませる効果もあります。

円形脱毛症ではなく一時的に薄くなっている人の場合、また円形脱毛症が完治して、あとは伸びるのを待つだけという人はまつげの美容液もおすすめです。クリニックで処方されている、まつげ用の育毛治療薬も睫毛貧毛症の人におすすめされていますが、治療中の人は念のため担当医師に相談の上使用しましょう。

突然発症する眉毛やまつげの脱毛症は、自己免疫疾患の一種である円形脱毛症のケースがほとんどです。眉毛やまつげの円形脱毛症は自然に治癒するケースもありますが、脱毛症が進行してしまう可能性もあります。特に初めて円形脱毛症になった場合は、早めに皮膚科を受診するのがおすすめです。従来の治療法や放置しておいて治らなかった人も、適切な治療法で回復に向かうこともあります。

症状や体質によっては、眉毛やまつげの脱毛症がなかなか回復に向かわないケースもあります。眉毛やまつげの脱毛症をメイクでカバーする方法もあるので、メイクでうまくカバーしつつ治療を並行して行っていくと良いでしょう。ストレスが原因になっている場合はストレス解消や悩みへの対処の仕方も考える必要があります。

眉毛やまつげの円形脱毛症は、皮膚科での適切な治療を受けるようにして下さい。一般的な薄毛対策や脱毛症が完治した後の頭皮ケアには、頭皮の肌に負担をかけない育毛剤の使用がおすすめです。数ある育毛剤の中でも特におすすめなのが「チャップアップ」です。医師にも副作用のリスクが少なく、優れた成分が配合された育毛剤と評価されています。

育毛・発毛を促進して頭皮の炎症を防ぐ成分、抜け毛を防ぐ成分、頭皮や髪を保湿して健やかな髪へ導く植物エキスやアミノ酸を潤沢に配合、厳しい安全性検査もクリアしている上、全額返金保証も付いているので初めて育毛剤を使用するという人にも安心してトライしやすいです。健やかな髪を育てるための頭皮ケア・育毛対策に、育毛剤チャップアップはおすすめです。