ミノキシジルは外用と内服どちらが効く?効果・副作用を徹底比較!
ミノキシジルには外用と内服の2種類がありますが、果たしてどちらがより効果的に作用するのでしょうか。こちらでは、外用のミノキシジルと内服のものを効果、副作用、価格など様々な面から徹底比較してみました。どうぞ参考にしてみてください。
目次
ミノキシジルは外用と内服どちらが効くのか調査!

国内でAGA治療に効果があるといわれている成分には、フィナステリド、デュタステリド、ミノキシジルの3種類があります。フィナステリドとデュタステリドは男性ホルモンに作用することで抜け毛を止める効果が期待されているのに対し、ミノキシジルはAGA治療においては発毛のために働きかけることが期待されています。
また、ミノキシジルの成分は、ある一定の発毛効果が認められ、厚生労働省から認可を受けています。ミノキシジルには外用薬と内服薬の2種類がありますが、現在、日本内服薬の方は現時点で国内では認可を受けていません。
国内でミノキシジル配合の医薬品として流通しているものとしては、大正製薬のリアップシリーズが有名です。コマーシャルなどメディアでも大々的に取り上げられていたので名前だけでも知っている方は多いと思います。
日本国内ではミノキシジルは外用タイプが主に流通していますが、内服タイプではミノキシジルタブレットというものがあります。厚生労働省の認可を受けていませんが、国内の医療機関でミノキシジルタブレットを処方しているところはありますし、個人輸入や個人輸入代行業者を通じて入手することは可能です。
これら外用と内用のミノキシジルではどちらが高い効果を持っているのでしょうか?こちらでは外用タイプと内服タイプのミノキシジルについて徹底比較していきます。
AGAにはチャップアップがおススメ!
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そもそもミノキシジルとは?
先ほども述べた通り、AGA治療には、ミノキシジル、フィナステリドやデュタステリドが使用されることが多くなっています。フィナステリドとデュタステリドは男性ホルモンに作用することで抜け毛や薄毛を防いでいきますが、ミノキシジルは発毛に直接作用するといわれています。では、ミノキシジルとはどのようなものであり、どのようなおすすめポイントがあるのでしょうか?
もとはといえば高血圧の薬であった

ミノキシジルはアメリカの現ファイザー社が1960年代に開発された薬で、当時は高血圧の治療薬として活用されていました。ミノキシジルの血管を拡張する効果によって、血流が良くなり、心臓への負担を軽減できることを期待して、高血圧の治療に使用されていました。
しかし、ミノキシジルを使用している高血圧の患者の多くに、髪が増えてきたり、体毛が濃くなったという副作用が出てきたことで、その副作用に注目し、薄毛や抜け毛の治療にも用いられるようになりました。現在ミノキシジルは男性型脱毛症(AGA治療)にも活用されています。
それではなぜミノキシジルはAGA治療に活用されているのか?

先ほども述べましたが、ミノキシジルを服用していた方で、全身の体毛が濃くなるといういわゆる多毛症の副作用が多く見られました。そして、その後の研究でもミノキシジルには発毛効果が期待できることがわかり、AGA治療に活用されるようになりました。しかし、ミノキシジルのどういった点がAGA治療のために作用するのでしょうか?
ミノキシジルには血管拡張という作用があり、もともとそれが本来の目的で薬が開発されました。ミノキシジルを投与し、血管が拡張すると頭皮の血行が良くなります。そして、頭皮の血行が促進されると、毛包や毛根など髪を作り出すもとになる部分にも栄養素がしっかり届けられるようになり、健康で丈夫な髪が生えてくるようになります。ミノキシジルはこのような形で薄毛に悩むAGA(男性型脱毛症)に作用していきます。
ミノキシジルの発毛効果は?

血管拡張効果により発毛効果があがる
ミノキシジルは、AGA治療におすすめの医薬品の成分として厚生労働省から認可を受けているため、薄毛や抜け毛に悩んでいる方にとって発毛効果が期待できるとのことです。ミノキシジルには外用薬と内服薬の2種類がありますが、外用薬として頭皮に塗ることで、頭皮の血管が拡張されます。
そして、ミノキシジルを内服薬として服用することで、体全体の血管が拡張し、血流が増加します。このように血管が拡張することで、髪が積極的に細胞分裂するようになり、発毛へと導かれます。ミノキシジルは、毛が生えていなかった毛包を刺激し、産毛上の弱くなっていた髪を健康で太く成長させることが期待できるとのことです。
1970年代からミノキシジルは臨床現場で使用されてきましたが、当時は高血圧の治療薬でした。臨床の結果、多毛症という副作用が相次いだことで、その後、毛髪に関する実験を行いました。そこで、男性型脱毛症(AGA)を発症している方に発毛するケースが多かったということで、ミノキシジルの成分はAGAの治療に有効である可能性が高いといわれ、AGAの治療に活用されるようになりました。

ミノキシジルの発毛効果は根拠がある?
ミノキシジルの発毛効果は日本皮膚科学会でも認められています。上で述べた通り、ミノキシジルの血管拡張効果が頭皮の血行促進のために働きかけます。頭皮の血流が良くなれば確かに栄養が行き渡りやすくなり、髪の毛を作る土台も整います。
ミノキシジルは、血行を促進するだけで、髪を成長させるのではなく、成長因子を作り出す作用もあります。確かに高血圧の患者にミノキシジルを与えていたら、ミノキシジルを内服した患者の多くに髪の毛が生えてきたため、発毛剤として使用されるようになったのは事実です。
しかし、その後の研究で、ミノキシジルは頭皮の血行を促進するだけではなく、アデノシンと呼ばれる成分を分泌する作用があることも判明しました。ミノキシジルの作用によりアデノシンが生成されると、毛乳頭から髪の成長因子が作り出されることが判明しました。

また、この成長因子には、新しい血管を生成し、ダメージを受けた血管を修復する作用もあることが分かりまた。そのため、頭皮環境に良い血管を作り出すことで、毛母細胞を増殖させ、新しい髪を作り出すのです。つまり、ミノキシジルは単に血管を拡張するだけではなく、髪の成長のためにも働きかけるのです。
ミノキシジル外用と内用の効果を比較!

ミノキシジル外用薬の種類
- リアップ
- ロゲイン
- カークランド
人間の体は頭のてっぺんからつま先まで血管が張り巡らされて、血液が常に流れています。そのため、血行が悪くなると、その部分に栄養が行き渡らなくなり、不調が見られるようになります。
もし、手足の先まで血液が流れなくなれば、手足が冷えてしまったり、むくんでしまうことがあります。消化器系の血行が悪くなると胃腸の調子が悪くなったり、下痢や便秘を起こしやすくなります。頭皮に十分に血液が回らなくなると毛根に栄養が行き渡らなくなり、健康な髪を育てることができなくなります。
このような場合、血行を良くするためのミノキシジルがおすすめです。ミノキシジルは血管拡張効果があるため、ミノキシジルを補うことで細胞を活性化させることができます。
ミノキシジルには塗り薬(外用薬)のタイプと飲み薬(内服薬)の2種類があります。日本国内で販売されている外用薬タイプのものでは大正製薬のリアップが有名ですが、その他にロゲイン5%、カークランド5%、ミノキシジル7%、ミノキシジル15%、ミノキシジル16%などがあります。

ミノキシジル内服薬の種類
- ミノキシジルタブレット2.5mg
- ミノキシジルタブレット5mg
- ミノキシジルタブレット10mg
内服薬タイプのミノキシジルは、ファイザー社のロニテンが正規品ですが、現在では、ジェネリック医薬品のミノキシジルタブレットが有名です。ミノキシジルタブレット2.5mg、ミノキシジルタブレット5mg、ミノキシジルタブレット10mgとミノキシジルの含有率が異なる3種類のものがあります。
なお、日本国内では外用タイプのミノキシジルはリアップのみ認可が下りており、内服薬タイプのミノキシジルは認可が下りていません。ただし、認可は下りていなくとも病院やクリニックで処方を受けられるケースもありますし、個人輸入で入手することもできます。
外用薬タイプのミノキシジルの場合、ミノキシジルを配合した医薬品を頭皮に塗ることで外側から血行促進のために働きかけます。血行が促進された頭皮には栄養が十分に行き渡るようになり、健康な髪の育成が期待できますし、今ある髪の毛も頑丈になるかもしれません。

内服薬タイプのミノキシジルは、外用薬タイプのミノキシジルより高い効果が期待できるといわれています。というのも、ミノキシジルを内服することで、ミノキシジルが血液中に溶けて、全身の血行が良くなるからです。
ただし、後程詳しく述べますが、内服薬タイプのミノキシジルは効果が高い分、副作用のリスクも高くなります。副作用のリスクを考慮して厚生労働省では今のところ内服薬タイプのミノキシジルを認可していません。
外用薬タイプのミノキシジルにはある一定の効果は認められていましたが、外用のミノキシジルのみでは十分な発毛効果は得られないとの声も多く聞かれていました。しかし、内用タイプと外用タイプを併用することでより高い発毛効果を発揮するといわれています。
しかし、ミノキシジルはもともとは経口の降圧剤として使用されていたため、内服薬タイプと外用薬タイプのミノキシジルを併用することで血圧が下がりすぎてしまうことが懸念されます。
ミノキシジル外用と内用の副作用を比較!

ミノキシジルタブレットの副作用
- 外用薬タイプ=アレルギー症状、頭皮のかゆみ
- 内服薬タイプ=心臓に負担
ミノキシジルには内服薬タイプと外用薬タイプがあり、どちらもAGA治療にある一定の効果が期待できるのでおすすめといわれています。一定の効果が期待できる以上、副作用のリスクもあります。
外用タイプのミノキシジルは、育毛剤の成分として配合されているケースが多いのですが、内用タイプに比べて副作用のリスクは少ないといわれています。しかし、副作用が全く起こらないわけではありません。体質に合わない育毛剤を使用することで副作用を起こすリスクはあります。
外用薬タイプのミノキシジルの副作用で代表的なものとしては、アレルギー症状を起こすケースが多くなっています。ミノキシジルを外用した人から、頭皮のかゆみ、湿疹、赤みなどの副作用の報告があります。
内服薬タイプのミノキシジルは、より副作用に注意をすることが必要です。ミノキシジルは血管拡張効果があり、血行を促進することが期待できますが、ミノキシジルによって心臓に負担がかかるようになると言われています。

というのも、ミノキシジルは動脈の血管のみを拡張し、静脈に対しては血管拡張効果がないといわれているからです。そのため、ミノキシジルを使用することで心臓に負担がかかってしまいます。このようなことが判明してきたため、現在、ミノキシジルは降圧剤としては使用されていません。
内用タイプのミノキシジルは個人輸入や輸入代行業者を通じて入手できますが、なぜ、ミノキシジルは降圧剤として使用されなくなったのかをよく考えたうえで使用するようにしてください。
特に、高血圧や低血圧など血圧に問題がある方はミノキシジルをより慎重に取り扱わなければなりません。もし、内用タイプでも外用タイプでもミノキシジルを使用するにあたっては、医師に相談することをおすすめします。
ミノキシジル外用と内用の価格を比較!

ここまでお読みになった方はミノキシジルに興味があり、使用してみたいと思っていることと思います。ミノキシジルはどのようにして入手することができるのでしょうか。また、外用と内用のミノキシジルはそれぞれどのぐらいの価格で入手できるのでしょうか。
ミノキシジル外用薬
価格 | 7,048円から |
分類 | 第1類医薬品 |
有効成分 | ミノキシジル |
副作用 | あり |
使用感 | ベトつきあり |
口コミ人気 | ★★★ |
ミノキシジル配合の外用薬として国内で入手可能なものは大正製薬のリアップシリーズです。ドラッグストアでも購入でき、厚生労働省からのお墨付きの商品ですので安心して使用することができます。AGA治療に取り組んでいる方にもお勧めできる商品です。

価格 | 3,565円 |
分類 | 医薬品 |
有効成分 | ミノキシジル |
副作用 | あり |
使用感 | ベトつきあり |
口コミ人気 | ★★ |
ロゲインはアメリカのファイザー社が販売を手掛けている発毛剤で、世界でも売り上げ1位を誇っています。血行不良により、抜け毛や薄毛が増えてしまった方やM字ハゲに悩まされているAGA治療に効果が期待できるのでおすすめできるといわれています。
ミノキシジル濃度5%の外用薬です。アメリカのポラリス・ラブス社から販売されています。ミノキシジルを中心に発毛によいといわれている成分が配合されており、AGA治療にもおすすめであるとのことでたくさんの方から支持を受けています。
ミノキシジル内服薬
アメリカのファイザー社が販売を手掛けている内用薬タイプのミノキシジルです。5㎎と10㎎の2種類が販売されています。
ロニテン10㎎、100錠は10,851円です。

価格 | 3,000円から |
分類 | 医薬品 |
有効成分 | ミノキシジル |
副作用 | あり |
使用感 | ベトつきあり |
口コミ人気 | ★★★ |
ミノキシジルを主成分とする外用薬でロニテンのジェネリック医薬品になります。安価にて入手できるため、多くの方に活用されています。
ミノキシジルタブレット(Noxidil)10mg、100錠は3325円で入手できます。
ミノキシジルの外用薬は1日の使用量によってどのぐらい持つのか異なってくるため、一概にどちらが安いとは言えませんが、リアップを除いては、内用薬も外用薬も価格に大きな差はみられませんでした。
なお、個人輸入が必要な商品については、為替のレートによりその都度価格も変わってきますので、その点も考慮に入れる必要があります。また、個人輸入の場合、偽物品をつかまされる可能性もあるため、購入するサイトが信頼できるものであるのかどうか見極めることも大切です。
ミノキシジル外用するならロゲインがおすすめ?
先ほども紹介した通り、ロゲインはミノキシジル外用薬でAGA治療にお勧めのものとして最も売れているものです。
では、ロゲインとはどのような外用薬でどのようなおすすめポイントがあるのでしょうか。
ロゲインの効果

ロゲインの主成分はミノキシジルで、何度も申し上げた通り、発毛効果が期待できる成分です。ミノキシジルは高血圧の治療薬として使用されていましたが、多毛症の副作用が相次いだことから、発毛効果もあることが判明し、発毛剤として活用されるようになりました。
その後の研究では、ミノキシジルの血管拡張効果により、頭皮の毛細血管も拡張させることがわかりました。これにより、髪の生成に必要な栄養素が毛包や毛母細胞にしっかり行き渡るようになります。栄養がしっかり行き渡った毛包や毛母細胞からは太くて丈夫な髪が生えてくるようになります。
頭髪の前面が薄くなり始めました。
あれこれ育毛剤を使用しましたが、これといった
効果は見られず、オオサカ堂からの案内を読んで
ダメもとで2ケ月間使用しました。
効果は、髪の毛が太くなった、黒くなった、うぶ毛が
生えてきました。
引き続き使用していきます。
ロゲインの使用と並行してシャンプー(界面活性剤が悪いらしい)の使用を止めて、石鹸での洗髪、頭皮マッサージ(頭皮を左右の指先で前後~左右に頭頂部へ向け揉み上げる)を4ヶ月足らず行いました。当初は噂通りの初期脱毛(2週間程)があり~2ヶ月目迄は、変化を見ることは、出来ませんでしたが、これで”禿げる”ならそれまで話。と開き直って気負わず続けていました。そしてそして、3ヶ月が経過し4ヶ月目迄、残り10日足らずの或る日、頭皮が柔らかく成ってきている事に気付き、合せ鏡で頭を見ると!!生えてきてます!!!確かに効果ありますよ。
おすすめです!
このように根気よく使い続けることで髪の毛が生えてきた、髪が太くなったという口コミはたくさん投稿されています。また、初期脱毛が見られたとのコメントも多数ありますが、数ヶ月我慢して使い続けることで効果が見られたとのことです。AGA治療にはお勧めとのコメントも多数みられるため、AGAに悩んでいる方は試してみるとよいかもしれません。
ロゲインの主な副作用は?

ロゲインに含まれるミノキシジルには発毛を促進させる効果がありますが、ミノキシジルには初期脱毛という副作用の報告があります。そのため、ロゲインを使用し始めてから約1か月の間は髪が生えてくるどころか、抜け毛が多くなることもあります。
しかし、抜け毛が多くなったからと言ってあきらめずに、根気よく使用し続けることで、健康な髪が生えてくることが期待できます。口コミなどを見ても、ロゲインの効果を実感できるのは使用し始めて6か月ほどかかるといわれています。
ロゲインをおすすめできる人とは?
ミノキシジルには血管を拡張し、血行を促進する効果があるため、血行が悪くなることで抜け毛や薄毛になってしまった人に効果が期待できます。
それから、M字ハゲにも効果が期待できるといわれています。いったんM字ハゲになると、治りにくいといわれていますので、M字ハゲになってしまった方は試してみてはいかがでしょうか。
ロゲインは国内で入手できるのか?
ロゲインは厚生労働省の認可を受けていないため、日本国内で入手することはできません。個人輸入や個人輸入代行業者を通じて入手することは可能ですので、自己責任にて購入するようにしてください。できれば、使用する前に専門クリニックの医師の指示を得ることをおすすめします。
外用ミノキシジルの濃度はどのくらいがベスト?
外用ミノキシジルにはさまざまな濃度の商品があります。少ないものでは1%、最も流通しているものは5%、また、中には10%以上となっているものも見かけます。この数値は、ミノキシジルの濃度を示しており、数値が高くなるほどでミノキシジルが高配合されています。
高濃度のものは高い効果が期待できる?

ミノキシジルが高配合されていると効果が高そうに思えるのですが、実際のところどうなのでしょうか?
結論から言えば、ミノキシジルが高配合されているものの方が高い効果が期待できると言えます。日本国内ではリアップの臨床試験を行いましたが、ミノキシジル濃度1%のリアップよりもミノキシジル濃度5%のリアップX5の方が高い発毛効果が見られたとの結果が出ています。
そのため、抜け毛や薄毛を早く解消するにはミノキシジル10%以上の高濃度のものを使用した方が効果があるだろうと思われます。しかし、ミノキシジルは効果が高くなる分だけ副作用のリスクも高くなることを忘れないでください。
ミノキシジル濃度5%では何の問題もなかったのに10%濃度のものを使用したら、頭皮のかゆみや赤み、湿疹が見られたり、血圧が低下して動悸や息切れが起こることもあるようです。ミノキシジルはもとはといえば高血圧の治療薬であったため、血圧に異常のある方にはお勧めできません。
ミノキシジルは濃度が高ければよいわけではない
ミノキシジルの成分は粒子が大きく浸透性が悪いというデメリットがあります。また、ミノキシジルは水に溶けやすく、いったん溶けるとすぐに固まるという性質もあります。
そのため、ミノキシジルを高濃度配合している外用薬を使用すると、ミノキシジルの成分同士が結合し、さらに大きくなり浸透性が悪くなることもあります。
この場合、ミノキシジルは皮膚から浸透せずに皮膚の表面にとどまってかゆみを引き起こしやすくなります。このように、高濃度のものを使用することで、肝心の薄毛が解消せずに副作用だけを感じることもあります。特に頭皮が弱い方は、効果が表れたとしてもかぶれやかゆみ炎症が起きやすくなりますので注意が必要です。
それから、ミノキシジルには特有のべたつきがあるといわれています。ミノキシジルが低濃度のものでは、それほどべたつきは感じませんが、10%以上で高濃度になると、特有のべとつきを感じるとの声もあります。

人によっては、汗でびっしょり濡れたみたいな髪になったり、ワックスを付けたときのようなべたつきを感じるとのことです。この場合、ドライヤーで乾かせば問題ないと考える方もいるかと思いますが、ドライヤーでミノキシジルの成分は飛んでしまうため、効果がなくなってしまいます。
さらに、ミノキシジルを高濃度配合したものはにおいも目立つとのことで、ミノキシジルを高配合したものが一概に良いとは言えないのです。
もともと髪がべたつきやすい方はミノキシジル高濃度のものは向かないでしょう。髪の毛がさらさらしていて水分を含んでもべったりしない人であれば、高濃度のものでも使用可能であるかもしれません。
ミノキシジルはどのぐらいの濃度がよいのか?

ミノキシジルは濃度が低いと効果が出ないといわれています。また、ミノキシジルの濃度が濃くなると先ほど述べたように、浸透性の問題やべたつきなどが問題になってきます。それでは、ミノキシジルはどのぐらい配合したものがベストなのでしょうか。 ミノキシジルに関しては、一人ひとり最適濃度が異なり、一概に何パーセントがベストとは言えません。ミノキシジル濃度1%でも効果が見られたという方もいれば、10%のものを使用しても何の効果も出ないという方もいます。また、頭皮が弱い方は、低濃度でも赤みやかゆみなどの副作用が出てしまって、ミノキシジルを使用できないという方もいます。 そのため、ミノキシジルを使用する場合は低濃度のものからはじめて、徐々に濃度を挙げていくことをおすすめします。ミノキシジル濃度10%になるとべたつきが気になってきて使用できないと感じる方が多いようです。 市場に出回っているミノキシジルで最も多いのは濃度5%です。これは、一般的にベストといわれる濃度であるからかもしれません。世界で最も売れているロゲイン、日本国内で販売されているリアップX5は5%濃度であるため、症例も豊富で安全性も保障できるといわれています。5%を超える濃度のミノキシジルを販売している製薬会社でも臨床試験を行っているとは思いますが、一般的に安全性から言うと不安が残るといわれています。
外用ミノキシジルで毛母細胞・毛包に栄養が?

毛母細胞とは
毛母細胞とは髪の毛の奥深くに存在し、髪の成長に関わってきます。肌と同様に頭皮の表面の下には真皮層があります。この頭皮の真皮層に髪の根元になる毛根が存在します。髪を抜いたことがある方は気づいているかもしれませんが、髪の根元には丸い膨らみのある毛球があり、そこに毛母細胞が存在します。
毛母細胞は毛乳頭細胞の周辺にあり、毛乳頭細胞は毛細血管と直接つながりがあります。
毛乳頭細胞は、毛細血管から髪のもとになる栄養や酸素を受け取る役割を果たし、受け取った栄養や酸素を毛母細胞へと送りこんでいます。毛母細胞は栄養や酸素を受け取ると、細胞分裂を繰り返しながら、髪を作り出し、頭皮の上へと押し上げていきます。
毛包とは
頭皮の表面は細かく見ると、筒状になっていて内側に入り込んでいます。この筒の底には先ほど述べた毛母細胞が存在します。この筒状のもので毛母細胞を囲んでいるものを毛包といいます。
通常、髪の毛というと頭皮から外に出ているに毛幹部を指しますが、頭皮の中に毛根部分があり、この毛根部分を毛包と言います。毛包には網の目のように毛細血管が張られており、健康な髪を成長させるために必要な栄養や酸素を運んでいます。
外用ミノキシジルの効果とは
すでに説明した通り、毛包部分には毛乳頭と毛母細胞が存在し、毛母細胞は毛乳頭から栄養と酸素を受け取り、髪を生成しています。毛母細胞は、毛細血管を通じて毛乳頭から栄養素を受け取っているため、血行不良になると栄養と酸素が毛母細胞に行き渡らなくなり、髪を生成できなくなります。
ミノキシジルは血管拡張効果により血行を促進する作用があるため、ミノキシジルを補うことで血行が促進され、毛包から毛母細胞に十分な栄養を行き渡らせることができます。
また、様々な研究の結果、ミノキシジルの成分は毛包に働きかけることも判明しています。
先ほど述べた通り、ミノキシジルの効果により血行が促進し、栄養が毛母細胞に行き渡ると毛母細胞が活発に分裂します。その結果、毛包が十分に成長し、健康で丈夫な髪が育つようになります。

何らかの理由で毛包がなくなってしまうとどんなに栄養を送り込んでも髪は生えてこなくなりますが、男性型脱毛症を発症している場合、毛包は残っているケースが多くなっています。
男性型脱毛症は男性ホルモンが原因で、ヘアサイクルの成長期が短くなり、休止期が長くなっており、髪が十分に成長しないうちに抜けてしまいます。ミノキシジルは毛包に直接働きかけるため、ミノキシジルを補うことで、毛包を刺激することで、発毛が促進される可能性があります。
ミノキシジルの副作用が心配な方はこちらの育毛剤(外用、内容ともにあり)
ミノキシジルは外用、内服など悩ましいところです。どちらにしても発毛効果は期待できますが、やはり副作用などが気になってしまいますよね。そんな時はチャップアップのような育毛剤に切り替えましょう。
育毛剤ならば天然成分由来のものが多くあり、副作用の心配もありません。また、保証面もしっかりしているためコスト的にもミノキシジル配合薬よりお得にすむことがありますよ。育毛剤を選ぶときは是非ランキングを参考にして選びましょう。
【まとめ】ミノキシジルは外用の方がいい?
こちらでは「ミノキシジルは外用と内服どちらが効く」のかについて効果・副作用などを徹底比較してきましたが、いかがでしたか。
AGA治療にはミノキシジルがおすすめで、外用、内服どちらがおすすめ化とは一概には言えません。一般的には、外用のミノキシジルは副作用も限定されます。
そのため、ミノキシジルを使用する際には、まずは外用のものをおすすめするとの声もあります。もし、AGA治療を検討しているのであれば専門医と相談してご自身に合った治療法を提案してもらうとよいでしょう。
ミノキシジルついてさらに詳しく知りたい方はこちら!
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