AGA治療薬のアボルブカプセル!副作用と効果は?薬価はいくら?

AGAの治療にはフィナスフェリド調剤がよく処方されていましたが、近年、アボルブカプセルが注目されているようです。男性ホルモンに働きかける作用がありますので、治療効果が期待されています。気になるアボルブカプセルについてご紹介してきます。

目次

  1. アボルブカプセルを徹底調査!
  2. アボルブカプセル(デュタステリド)はAGA治療の薬?
  3. アボルブカプセルはもともと前立腺肥大症の薬?
  4. アボルブカプセルの効果?5α還元酵素の阻害?
  5. アボルブカプセルの効果的飲み方は?
  6. アボルブカプセルの副作用は?
  7. アボルブカプセルの薬価は?
  8. アボルブカプセルとプロペシア比較!
  9. アボルブカプセルの向く人・向かない人
  10. アボルブカプセルの副作用が怖い人はチャップアップを使ってみては?
  11. 【まとめ】アボルブカプセルは効果があるけど副作用にご注意?

アボルブカプセルを徹底調査!

出典: https://www.qlife.jp

もともとAGAの治療にはフィナスフェリド調剤やそれに準ずるジェネリック薬品がよく使用されていました。他に同じような効果を発揮する薬が見られず、フィナステリド調剤に代わるものはないものかと研究者たちが模索し続けてきましたが、AGA治療にとっては朗報とも言える発見がありました。

近年、泌尿器科の医師達によって前立腺の治療に処方されているアボルブカプセル(デュタステリド)に、「発毛」の効果が見られることが報告されるようになったのです。こうした報告を受けて、アボルブカプセルもAGAの治療薬として効果があるのではないかと脚光を浴びるようになってきたのです。「発毛」は前立腺治療の副作用として生じた現象ではあったのですが、「発毛」するのであればAGA治療に利用しない手はないです。このような発見は、AGA治療に悩む人にとって選択肢が増えたと言ってもよいかもしれませんね。アボルブカプセルについて、具体的に徹底検証していきます。

ThumbAGAは克服できる⁉治療期間は?体験談から徹底検証!

アボルブカプセル(デュタステリド)はAGA治療の薬?

デュタステリドは、イギリスの製薬会社グラクソ・スミスクライン社によって開発され、2001年に発表された薬です。海外では、2001年11月に米国、2002年7月に欧州で承認されており、日本では2009年7月に製造承認を取得しました。日本国内での商品名は「アボルブ」、海外での商品名は「アヴォダード」とされています。1回につき0.5mgを1日1回経口投与するものです。デュタステリドは、男性ホルモンのテストステロンを抑制する効果があることが報告されています。

まず、AGAを発症するメカニズムを考えてみましょう。テストステロンが5α還元酵素と結びつくことでDHT(ジヒドロテストステロン)を生成させ、これが薄毛の原因になりました。DHT(ジヒドロテストステロン)は頭髪の毛乳頭細胞に作用して、毛周期のなかの成長期を短縮させてしまい、硬毛を軟毛へと変えてしまいます。そして、最終的には脱毛してしまうという過程をだどります。ということは、DHT(ジヒドロテストステロン)を生成しないようにすれば、薄毛や脱毛の原因を作らなくなるということになります。このように考えますと、もちろん効果には個人差はありますが、アボルブカプセル(デュタステリド)はAGA治療の薬として期待を寄せられている薬であることも納得できます。ただし、デュタステリドは皮膚に触れることによって吸収される成分でもあります。薬剤に指で触れることでも吸収されてしまう恐れがあることから、カプセルに入れられています。子どもや女性が触れると健康被害を招くこともありえるので、絶対にカプセルを割ったりしてはいけないという注意事項があります。

実際に、デュタステリドは2015年9月28日に厚生労働省より正式にAGA治療薬として認可され、現在では、日本国内の医療機関にてAGAの治療において処方されています。

ThumbAGA治療の新薬デュタステリドの発毛効果は?【医薬品認可】

アボルブカプセルはもともと前立腺肥大症の薬?

アボルブカプセルは、もともとは前立腺肥大症の薬として開発されました。前立腺肥大症とは、更年期の男性にしばしば見られる病気です。具体的には前立腺肥大を引き起こすことによって周囲の尿道を圧迫され、尿の勢いがあまりよくない状態になります。その結果、排尿に時間を要するようになり、頻尿になったり、残尿感が生じたりすることが前立腺肥大症の症状として、挙げられます。

しかし、なぜ前立腺肥大症が引き起こされるのでしょうか?それは、男性ホルモンが大きく影響していることが原因の一つとして考えられています。男性ホルモンのテストステロンが5α還元酵素と結びつくことによって、同じく男性ホルモンのDHT(ジヒドロテストステロン)が生成され、前立腺肥大症が引き起こされるというメカニズムです。

そこでアボルブカプセルは、前立腺を小さくするために治療に用いられた薬なのです。DHT(ジヒドロテストステロン)が生成されるのを防ぐことによって、前立腺肥大を抑え、DHT(ジヒドロテストステロン)が作用しなくなった前立腺は徐々に小さくなっていくようです。ただし、服用を中止すると、元の状態に戻りやすく、前立腺肥大症が再び起こりやすくなると言われていますので、継続して服用し続ける必要はあるでしょう。

ThumbDHT(ジヒドロテストステロン)がAGAの原因⁉抑制方法やメカニズムを徹底解説!

アボルブカプセルの効果?5α還元酵素の阻害?

5α還元酵素とは

5α還元酵素とは5αリダクターゼとも呼ばれます。男性ホルモンのテストステロンをより強力な男性ホルモンDHT(ジヒドロテストステロン)に変換する酵素です。どのくらい強力かと言えば、通常の男性ホルモンの5~10倍はあるだろうと言われています。男性ホルモンDHT(ジヒドロテストステロン)はAGAの原因となるホルモンで、薄毛を引き起こすことになります。このような悪玉ホルモンが生成されるのを手伝うのが5α還元酵素であり、5α還元酵素にはⅠ型とⅡ型の2つの型があります。Ⅰ型5α還元酵素は、皮脂腺と関係して、側頭部と後頭部の毛乳頭細胞に発生するAGA因子です。一方、Ⅱ型5α還元酵素は、前頭部や頭頂部の頭皮の毛乳頭細胞に発生するAGA因子です。

アボルブカプセルはプロペシアと同様に、5α還元酵素を阻害することによってDHT(ジヒドロテストステロン)の生成を抑えるという性質から、5α還元酵素阻害薬に分類されています。

AGA治療によく使われるプロペシア(フィナステリド)は5α還元酵素のⅡ型のみを阻害できるけれど、アボルブはⅠ型・Ⅱ型5α還元酵素の両方を阻害することができます。ということは、プロペシアの場合、Ⅱ型5α還元酵素には抑制効果が発揮されるのですが、Ⅰ型5α還元酵素については抑制効果はないために、プロペシアを服用し続けていたとしても、Ⅰ型によるAGAは進行していく可能性があると言われています。

Ⅱ型還元酵素の対策

注目すべき点は、Ⅱ型5α還元酵素は薄毛・若ハゲに関係する前頭部や頭頂部の毛乳頭細胞に発生することです。Ⅰ型・Ⅱ型の両方への対策が重要なことは当然ですが、そのなかでもⅡ型への対策をより重点的に行うことがAGA治療には欠かせないと言えるのではないでしょうか。

ThumbAGA治療薬プロペシアのジェネリック医薬品の効果は?【口コミあり】

アボルブカプセルの効果的飲み方は?

用法・用量

大人は1回1カプセル(主成分として0.5mg)を1日1回服用することとされています。アボルブカプセルは、比較的食事の影響を受けないと言われていますので、食前・食後のどちらに服用していただいてもかまいません。重要なポイントは①飲み忘れないこと、②できる限り同じ時間に服用すること、の2点です。

①については、もし飲み忘れに気が付いた場合に、まとめて何錠かを一度に服用するということは絶対に避けましょう。また、カプセルをかみ砕いたり、割って飲んだりするようなことはしないようにしましょう。中のデュタステリドが口の周りや舌などに触れて、反応を起こす可能性があるので、慎重に扱うようにしてください。②の点からは、毎日、同じ時間に服用することで血中濃度が安定するので、より高いレベルでのAGA効果が期待できると考えられます。

注意事項

また、注意事項として、デュタステリド調剤を投与する前に直腸診や他の前立腺癌の検査を実施することが望ましいです。前立腺肥大症を患っている者のうち、前立腺癌を発症させてしまうこともありうると言われています。ですから、デュタステリド調剤を服用している最中であっても、定期的にこれらの検査を受けるようにしてください。

デュタステリド調剤は血清前立腺特異抗原(PSA)に影響を与えると言われているからです。血清前立腺特異抗原(PSA)とは、前立腺癌の発症を判断する上で重要な指標となります。万一、前立腺癌を発症していた状態であっても、デュタステリド調剤を服用して6ヵ月経過したとしますと、PSA値を約50%減少させてしまうと報告されています。

したがって、デュタステリド調剤を6ヵ月以上、服用している者のPSA値を判断するときには、測定値から2倍した数値を目安に基準値と比較することとされています。また、服用中や服用をやめて最低でも半年間は、献血を行ってはいけないとされています。

Thumbデュタステリドの効果と副作用調査!発毛までの期間はフィナステリドより短い?

アボルブカプセルの副作用は?

アボルブカプセルの副作用としては、勃起不全、性欲減退、女性化乳房、乳頭痛、乳房痛、鼻咽頭炎、腹部不快感、下痢などが挙げられます。必ず医師に相談するようにしましょう。

また、重大な副作用として、肝機能障害や黄疸が生じることもあると報告されています。服用後、自身の状態を観察・確認しながら、副作用らしき状態に陥っていないか、多少の変化にも敏感に対応するよう、心がけましょう。

アボルブカプセルはプロペシアの有効成分であるフィナステリドと似たような働きをする成分と考えられますので、副作用も同じような状態を引き起こすという点もポイントです。どのような薬にも言えることですが、副作用には個人差がありますので、発症傾向も個々人によって異なることを理解しましょう。

国内臨床試験において、調査症例403例中44例(10.9%)に臨床検査値異常を含む副作用が報告された。その主なものは、勃起不全13(3.2%)、リビドー減退 7 例(1.7%)、乳房障害(女性化乳房、乳頭痛、乳房痛、乳房不快感)6 例(1.5%)であった(承認時)。

副作用らしき症状を感じたら、すぐに症状に合わせた対処をしましょう。

鼻咽頭炎とは鼻水が出る風邪や花粉症の症状に近いものです。デュタステリド製剤服用者の中で最も多い報告となっており、約15%でした。

花粉症などのシーズンになると、副作用か花粉症の症状か紛らわしいので、よく観察するようにしましょう。

ThumbプロペシアによるED(勃起不全)の副作用は治らない?改善する?

アボルブカプセルの薬価は?

一般に薬価とは、医療用医薬品の公定価格のことを指します。具体的には、厚生労働省が決めた薬価基準に載せられた価格のことです。医師は薬価基準の中に書かれている医薬品の中から、患者に処方する薬を選択します。

アボルブカプセルの場合、薬価は、1カプセルあたり210.6円とされています(2016年12月現在)。ただし、この薬価は前立腺肥大症の治療を目的とした場合に適用される保険薬価のことを指します。AGAの治療薬としては、保険の適用外と見なされますので、注意しましょう。プロペシア(フィナステリド)がAGAの治療薬として、薬価基準に記載されています。

また、薬価は2年ごとに見直され、新年度の4月に全面改訂されることになっています。薬価を知りたいときには、厚生労働省や製薬会社のHP等を適度にチェックして、最新薬価に関する情報を入手しましょう。

Thumbプロペシア薬価とジェネリック薬価の価格差はどのくらいあるの?

アボルブカプセルとプロペシア比較!

有効成分・性質

出典: https://fusafusaraifusutairu.blogspot.jp

アボルブカプセルはデュタステリドを、プロペシアはフィナステリドを有効成分としています。両方とも5α還元酵素阻害薬であること、前立腺肥大症やAGAの治療薬として承認されているという点では似ています。

副作用・効果

副作用の性質は、アボルブカプセルとプロペシアとでは傾向が似ています。しかし、男性機能の減退や女性化などの性的なものや肝機能障害等は、プロぺシアよりもアボルブカプセルの方が強い傾向にあると言われています。

また、治療効果についても、アボルブカプセルがⅠ型とⅡ型の5α還元酵素を阻害するという性質が影響していることも考えられ、プロペシアよりもアボルブカプセルの方が効果が高いという報告が出ています。服用後の血液中のDHT(ジヒトロテストステロン)の減少濃度がプロペシアよりもアボルブカプセルの方が高いと言われています。また、薬効残存効果という点から、プロペシアの有効成分であるフィナステリドよりも、アボルブカプセルのデュナステルドの方が半減期間が長いということも効果に影響を与えていると考えられます。

デュタステリドの場合この半減期間が非常に長く、約2週間以上続くことが公式に発表されています。フィナステリドでは6~8時間が公式発表です。(しかしフィナステリド服用中止後もDHT抑制効果が数ヶ月続くケースが多く一概にはいえません。)

薬効残存時間の差異も薬の効き目に影響があると考えられます。

Thumbプロペシア以外にもAGAに効果的な治療法はある⁉【徹底解説】

アボルブカプセルの向く人・向かない人

アボルブカプセルは効果が表れるまでに時間を要しますので、排尿困難な状態で今にも日常生活に支障をきたすなどの急を要する状態でない方に向いている治療薬と言えます。また、プロペシアを服用していたけれど、なかなか効き目がなく、他の薬を試してみたいと考えている方にとっても、場合によっては効果が見られることもあるので、試しに服用を検討してみるのもよいかもしれません。

一方、向いていないのは、前立腺癌を判断する際に基準となるPSA値が、アボルブカプセルを服用する前から高めの方です。と言いますのは、「アボルブカプセルの効果的飲み方は?」で述べましたように、アボルブカプセルを6か月以上服用している方は、PSA値を下げてしまうからです。したがって、前立腺癌のリスクが比較的高い方は十分に注意する必要があります。

Thumbアボルブ・ザガーロ・プロペシアを比較!違いは?併用の効果と副作用は?

アボルブカプセルの副作用が怖い人はチャップアップを使ってみては?

チャップアップは専門家もオススメする育毛剤です。チャップアップは44種類もの育毛有効成分が配合されており、口コミでも育毛効果に定評があります。また副作用がない、という声も多いのでアボルブカプセルの副作用が心配な人にはチャップアップはオススメです。

【まとめ】アボルブカプセルは効果があるけど副作用にご注意?

アボルブカプセルについて、十分にご理解いただけたでしょうか。プロペシアと比べると、似たような性質を持つ薬でありながら、副作用や効果などはアボルブカプセルの方が強いという報告がなされています。アボルブカプセルを服用することによって現れる副作用は様々でありますので、服用される場合には十分に注意をし、どうしても心配なようであれば必ず医師に相談するようにしましょう。そして、AGAの治療は長期的な視点が重要ですので、心にゆとりをもって取り組むことも大切です。

AGA治療についてもっと知りたい方はこちら!

Thumb【厳選】ハゲケン編集部が選んだ!育毛剤・発毛剤ランキングTOP 5
Thumb【厳選】ハゲケン編集部が選んだ!女性のための育毛剤ランキング
Thumb【厳選】ハゲケン編集部が選んだ!AGAクリニックおすすめランキングTOP 3

アクセスランキング

人気のあるまとめランキング

おすすめの記事